一般皮膚科|船橋市西船橋の皮膚科・美容皮膚科|濱田皮膚科クリニック|土曜診療

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一般皮膚科

一般皮膚科|船橋市西船橋の皮膚科・美容皮膚科|濱田皮膚科クリニック|土曜診療

  • かゆい
  • 痛い
  • 赤く腫れた
  • 黒いできもの
  • 膿んだ
  • カサカサしたなど

あらゆる皮膚の症状に関して診療いたしております。皮膚科専門医施設として、適切な検査を行い、正しい診断と適切な治療をご提案できるよう努力しています。皮膚の病気は目に見えますので、美容にも配慮して、患者様それぞれの要望に応じた治療を提案して行きたいと考えております。

主な症状

湿疹・皮膚炎

湿疹・皮膚炎は大きく2つに分かれます。例えば乾燥や外的な刺激、かぶれなど、原因がわかるものや、臨床的症状からアトピー性皮膚炎や脂漏性湿疹と診断がつくものと、これらを除いた原因がわからないものがあります。
原因がわかるものにはそれぞれに合った治療をする必要があります。原因がわからない場合は、対処療法や症状によって検査をします。

接触皮膚炎

いわゆるかぶれです。刺激性とアレルギー性機序によるものがあります。
原因がわからない場合、パッチテストという検査方法があります。日本人にかぶれやすいものを集めたジャパニーズスタンダードや、金属パッチテストができます。また、使用している化粧品やシャンプーなどをご持参いただければ検査もできます。歯科治療の予定や指輪などのアクセサリーの購入前に金属パッチテストもおすすめです。ただし、検査をする場合、検査2日後までは入浴はしない(背中を濡らすことができません)、汗をかかないようにするなどの注意事項があります。

アトピー性皮膚炎

アトピー素因 (アレルギー性の喘息および鼻炎、結膜炎、皮膚炎の既往・家族歴) と様々な環境刺激因子が関連しあって発症する慢性の湿疹です。診断、治療から普段の生活で気を付ける点などを含め、説明をしていきます。また、ご希望によりダニ・ハウスダストを含めたIgE‐RASTや、病勢を鋭敏に反映するとされる血清TARC値などの血液検査も行います。

ニキビ

ニキビの原因は主にホルモンバランスの乱れによる皮脂の分泌増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖です。ニキビは目に見えないレベル(微小面皰)から始まっています。目立つニキビだけの治療を行っていると、繰り返すことが多いです。そのため微小面皰の治療もきちんとし、継続した治療が必要になります。薬の使い方によって結果が異なることがあるため、使い方についても詳しくご説明します。保険による治療がまず基本になります。ニキビの経過や状態を診察し、お肌に合った漢方薬を追加することもあります。

蕁麻疹(じんましん)

出たり、消えたりを繰り返します。大部分は原因不明です。中には、汗に伴うものやアレルギーによるもの、特定の食物を食べた後、運動すると発症するものなどがあります。飲み薬による治療が一般的です。

尋常性疣贅(ウイルス性イボ)

ヒトパピローマウイルスによるイボです。小さな傷から感染します。手や足の末端に好発し、単発または散在性に多発します。うおのめやタコに似たできものです。ダーモスコピーで点状出血を確認し診断します。
液体窒素による冷凍療法が有効です。ヨクイニンなどの飲み薬や硬いイボには塗り薬を併用することもあります。

熱傷(やけど)

部位や面積、深さにより重症度が変わります。湯たんぽによるやけどは低温ではありますが、接触時間が長いため深くなることがあります。やけどの軽傷例では局所療法が主体です。受傷直後には流水などによる冷却(30~60分)が重要です。やけどの方は受付の際にお声がけください。広範囲重症例では救急対応可能な病院へご受診ください。

虫さされ

虫刺されも、掻きすぎると化膿したり、お子様では伝染性膿痂疹(とびひ)になることがあります。お気軽にご相談ください。

円形脱毛症

幅広い年齢層に発症します。遺伝や自己免疫、精神的ストレスによるものが原因と推測されています。
円形脱毛症に対してはいくつかの治療があります。
保険治療としては、ステロイド外用やステロイドの局所注射、グリチロン、セファランチンなどの内服、エキシマランプ(VTRAC)です。これらの保険治療に加え、ご希望があればSADBEによる自費治療があります。

尋常性白斑

境界が明瞭に皮膚の色が白くぬけ、大きさは大小様々で融合することもあります。患部の毛は白毛することも少なくありません。
ステロイドの塗り薬などいくつかの治療があります。これらに加え、当院ではエキシマランプ(VTRAC)による治療をしています。発症から早い受診の方が望ましいこと、部位によって治りやすいところ、治りづらいところがあります。エキシマランプ(VTRAC)においても難治である白斑はミニグラフト移植も行っています。

水虫(足白癬・爪白癬)

治ったと思っても繰り返すことがあります。またかゆくなくても水虫の人もいます。中には水虫に見えて、汗が原因のものや湿疹・かぶれのこともあります。
診断に顕微鏡検査をします。5分程度で結果がわかります。

爪白癬に関しては飲み薬と塗り薬があります。状態に合わせて、治療を変える必要もあります。

粉瘤(表皮嚢腫)

皮膚が袋状になりしこりを作ります。次第に大きくなることや、炎症を起こすことがあります。
同じ場所が繰り返し炎症を起こす場合は粉瘤の可能性があります。
炎症を伴う場合は抗生剤の内服や切開して膿を出します。炎症がおさまった後もしこりが残ることが多いため、しっかりと治すには切除が必要になります。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスにより生じる病気です。水ぼうそうになった後、ウイルスは神経に潜んでいます。
疲れやストレスなどで免疫が弱くなると、ウイルスが増殖し、帯状疱疹になります。
神経に沿って体の右か左のどちらかが痛み、赤み、水ぶくれを生じます。抗ウイルス剤による治療をします。
当院では50歳以上の方に、帯状疱疹のワクチンとして、生ワクチンである乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビゲン」、不活化ワクチンの帯状疱疹ワクチン「シングリックス」の2つを用意しています。自費の治療で予約制になります。

口唇ヘルペス

口唇が多いですが、口唇周囲にも生じます。疲れた時や紫外線により再発することがあります。頻回に再発する方には出始めにご自身で飲むことができるPITの処方もできます。保険ではヘルペス用の薬は、内服薬か外用薬のどちらかしか処方できませんので、ご注意ください。

肥厚性瘢痕・ケロイド

ケロイドの治療としては、ステロイドの塗り薬・テープ、ステロイド(ケナコルト)局所注射、トラニラストまたは漢方薬の内服があります。

酒さ(赤ら顔)

顔面の中央部の赤み、血管の拡張が特徴的です。いわゆる赤ら顔と呼ばれます。ほてり感・灼熱感を伴うことが多いです。女性に多く中年以降に好発します。刺激に対する血管運動神経の感受性が亢進した過敏状態と推測されています。日光・ストレス・寒冷や温熱・アルコール・毛包虫が悪化因子とされています。ステロイドの塗り薬を、顔に長期に頻回に繰り返すことにより生じる、ステロイドの副作用の酒さ様皮膚炎とは別の疾患ですが、臨床症状や合併、増悪因子に多くの共通項を認めます。
飲み薬やステロイドではない塗り薬で治療します。化粧品などのかぶれも合併していることもありますので、低刺激性のスキンケアをおすすめします。塗り薬は非ステロイド系抗炎症薬、抗菌薬、硫黄カンフルローション、アゼライン酸DRXAZAクリア、ロゼックスゲルなどを使用します。飲み薬は漢方薬による治療も可能です。

自費診療

保険診療では治りにくい方、さらに良くしたい方に自費診療も行っております。

ニキビ

アダパレンや過酸化ベンゾイルと比べるとマイルドで、妊婦さんにも安全なアゼライン酸DRXAZAクリアという塗り薬やビタミンCローションの外用などあります。アゼライン酸は好中球の活性酸素産生を抑制します。ニキビや赤ら顔に効果があります。また、サリチル酸ピーリングも効果的です。皮膚からの吸収がほとんどみられず、角層のみに作用して角層のみを剥離するピーリング剤です。お痛みや赤みや皮むけもほとんどありません。毛穴の詰まりやニキビ跡の赤み・色素沈着の改善が認められます。

酒さ(赤ら顔)

保険的治療をベースになかなか治りが悪い場合には、自費の治療を用いる方法があります。外用薬では2度の酒さでアゼライン酸(AZA)やBBL を用いて、頬の赤みや毛細血管の増生を抑えます。あるいはロングパルスNd:YAGレーザーを用いての血管治療もできます。

円形脱毛症

局所免疫療法のSquaric acid dibutylester (SADBE) も行っております。人工的にかぶれを起こさせ、毛根の周りのリンパ球が周囲に誘導され発毛が促されると考えられており、毛の再生が期待されます。難治性の円形脱毛症に対して行います。

男性型脱毛症(AGA)

先発品のプロペシア、ジェネリックのフィナステリド、より男性ホルモンの作用をブロックする範囲が広いザガーロ、ジェネリックのデュタステリドを処方します。

巻き爪

当院では保険での治療以外に、超弾性ワイヤーを用いた巻き爪の矯正をしています。1~3ヶ月程度経つと、爪が広がってきます。

ワクチン・インフルエンザワクチン

一般的なワクチンとチメロサールフリーの保存料がないワクチンがあります。チメロサールは殺菌作用のある水銀化合物で薬剤や化粧品、ワクチンなどの防腐剤として使われています。

帯状疱疹ワクチン(50歳以上の方が適応になります。)

生ワクチンと不活化ワクチンであるシングリックスがあります。接種を希望する場合は、接種をする日に合わせてワクチンを取り寄せます。即日接種することはできません。

多汗症

全身性と局所性があります。全身性は甲状腺糖尿病やうっ血性心不全などの全身性疾患に伴って発症することがあります。特に原因のない特発性の全身性多汗症もあります。局所多汗症は手のひらや足のうら、わき(腋窩)など限局したところから過剰な汗がでる疾患です。

原発性腋窩多汗症には保険診療で処方できる塗り薬もあります。2020年よりエクロックゲルや2022年よりラピフォートワイプが発売されました。交感神経からでるアセチルコリンという物質がエクリン汗腺を刺激して汗が分泌されますが、これらはアセチルコリンによる刺激を阻害するため汗の分泌が抑えられます。また、自費治療になりますが塩化アルミニウムも有効です。その他抗コリン作用のある飲み薬や漢方薬の処方もできます。

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