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ニキビ・ニキビ跡

ニキビ・ニキビ跡|濱田皮膚科クリニック|船橋市西船の皮膚科

ニキビ

ニキビはクリニックでの治療をお勧めします。2008年に外用レチノイドであるアダパレンが日本でも認可されてから次々と新しい薬剤が追加され、選択肢が広がりました。
効果も高い薬剤ですが、副作用も伴います。専門医により適切にフォローすることができますので、ご相談ください。

ニキビ跡になってしまうと治療が難しくなってしまいます。ニキビの発症は男性で13-14歳、女性で12-13歳程であり、ニキビがお子様にすこしでも出来てきたかなと感じましたら悪化する前に治療をはじめることをお勧めします。大人でも今までニキビがあまり出来たことがなくても急に出てくることもあります。顔だけでなく胸や背中にもできたり、湿疹と混ざっていることもあります。お早めに皮膚科専門医にご相談ください。

原因

  • ホルモンバランスの乱れによる皮脂の分泌増加
  • 毛穴のつまり
  • アクネ菌の増殖

ニキビは目に見えないレベル(微小面皰)から始まっています。面皰内は皮脂が豊富でアクネ菌が増殖し炎症を生じて赤ニキビや膿をもった黄色いニキビになります。

ニキビに似た疾患

  • マラセチア毛包炎
  • 酒さ性ざ瘡
  • 好酸球性膿胞性毛包炎

などがあります。
治療が異なるため診断が重要となります。

治療

炎症の起きている目立つニキビだけの治療を行っていると、繰り返すことが多いです。そのため微小面皰の治療もきちんとし、継続した治療が必要になります。薬の使い方によって結果が異なることがあるため、使い方についても詳しくご説明します。保険による治療がまず基本になります。ニキビの経過や状態を診察しお肌に合った漢方薬を追加することもあります。また、ニキビの悪化因子として、ストレス、睡眠不足、生活の不規則などがあります。ニキビができやすい方に対してのスキンケアもご紹介できますのでご気軽にご相談ください。

塗り薬

  • BPO製剤
    角層剥離作用(ピーリング)と抗菌作用があります。
  • アダパレン
    角層の分化を正常化し面皰形成を抑制する作用があります。
  • 抗菌薬
    炎症のある赤いニキビにつかいます。

飲み薬

  • 抗菌薬
    塗り薬で効果が不十分であったり、炎症のある赤いニキビを早く良くするために使います。
  • ビタミン剤
    脂質の代謝や皮膚粘膜の再生に必要となります。
  • 漢方薬
    お肌に合った漢方薬をご提案します。

ケミカルピーリング

皮膚に化学物質を塗布し、主にニキビ、光老化に伴う症状などの改善や皮膚の若返り、しみ、くすみ質感などの皮膚の美容的改善を目的とした治療法です。ピーリングには種類がたくさんありますが、『サリチル酸マグコロール』という薬剤で施術します。皮膚からの吸収がほとんどみられず角層のみに作用して角層のみを剥離するピーリング剤です。お痛みや赤みや皮むけもほとんどなく安全性が高いです。毛穴の詰まりを改善し、ニキビ跡の赤みや色素沈着にも有効です。月に1度の施術となります。施術後に高濃度ビタミンCの外用付きです。

スキンケア

洗顔

よく泡立ててやさしく洗ってください。強くこすったりニキビをつぶすと炎症がつよくなったり、あとに残る原因となります。1日2回行ってください。当院で販売しているクリニック専用化粧品でつっぱり感のないマイルドピーリング効果のあるセルニュープラスピーリングソープもお勧めです。

保湿

刺激の少ない保湿剤を使用することをお勧めします。保湿剤を使用することでニキビの治療薬であるBPO製剤やアダパレンによる副作用も軽減できます。

お化粧

面皰形成のないノンコメドジェニックの化粧品をお勧めします。目立つニキビがあると人に見られるといやだなと思うこともあると思います。適切な化粧品を選んでいただければメイクによりニキビを目立たなくしていただくこともよいことだと考えています。

ニキビあと

たくさんニキビができて炎症の部分が重なったりすると、表皮や真皮の周囲の組織が大きくダメージを受け、大きな傷のような状態を作ってしまいます。こうなると、自然治癒力で治すには時間がかかり、ニキビあとになってしまいます。ニキビあとを治すことはニキビの治療より非常に難しくなります。

治療方法

  • 凹んだニキビあと
    ピコフラクショナルレーザー
  • 赤く盛り上がったニキビあと
    ケナコルト局所注射や漢方薬など
  • 凹みや盛り上がりのない赤や茶色のニキビあと
    サリチル酸ピーリング、高濃度ビタミンCローション、BBLなど

ピコフラクショナルレーザー

ピコレーザー

フラクショナルレーザーとは、細かいレーザー光線を多数の点状で照射するレーザーです。皮膚に細かい穴をあけるなど、熱を与えることで、その傷を治そうと周りの細胞が活性化し、ターンオーバーやコラーゲンの生成を促進します。ニキビあとの治療に用いられ、肌の凸凹を徐々になめらかにします。

主な効果
  • にきびあと
  • 毛穴のひらき
  • 肌のハリ
施術方法

1

メイクを落とします。

2

施術部位に照射していきます。
ややまぶしい感じと軽くゴムではじかれた程度の痛みを感じることもあります。

3

メイクをしてご帰宅できます。

ダウンタイム

基本的にはダウンタイムはわずかで、当日から洗顔・メイクが可能です。
出力にもよりますが2日~1週間程度赤みや点状の内出血があります。

施術間隔

2~4週間に1回程度で3~4回繰り返します。

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